バッティングのインパクトで最大の力を発揮する4つの方法


 

著者:伊藤 出パーソナルトレーナー / IDEALSTYLE代表

パーソナルトレーナー歴11年|元三笠宮寛仁親王殿下のパーソナルトレーナーであった魚住廣信名誉教授に師事|指導経歴:宝塚歌劇団員・三菱重工神戸野球部員・ボクシングミニマム級5位など|アスリートフードマイスター&元板前。

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バッティングのインパクトで最大の力をボールに伝えるためには、体幹に力が入っていることが重要です。

体幹で大きな力を発揮するためには、ただ腹筋に力を入れるだけでは足りず、適切なインパクトの位置でボールを捉える必要があります。

この記事では、

  • バッティング時の適切なインパクトの位置
  • バッティングのインパクトで最大の力を発揮する4つの方法

などを解説します。

 

バッティング時の適切なインパクトの位置とは

バッティングのインパクトで最大の力を発揮するためには、まず自分に合ったインパクトの位置でボールを捉えることが重要です。

最初は、自分にあったインパクトの位置から解説しますね。

身体の前+腕が伸び切る直前ぐらい

最もボールに力が伝わるインパクトの位置は、

身体の前側で、肘が伸び切る直前ぐらいの位置

になります。

これは実際に試してもらうとよくわかると思うので、後ほど詳しく解説しますね。

身体の中だと力が入りづらい

よく野球指導者が、「身体の中に呼び込んで打て!」というアドバイスをされますが、このアドバイスをそのまま聞き入れてしまうとインパクトの位置がここ辺りになります。

この位置でボールを打ってみるとわかりますが、力が思ったように入りません。先ほどの画像と比べてみると、力の入れやすさは一目瞭然だと思います。

ですので、適切なインパクトの位置というのは、

身体の前+肘が伸び切る前後

ということになります。

ただ、本当に大事なのはここからです。自分に合ったインパクトの位置を知るためには、感覚的に理解する必要があるんですね。

ぜひ以下の方法を試して、自分に合ったインパクトの位置を見つけてみてください。

腕が伸び切る辺りで壁を押す

大きく分けると、

  • パートナーにバットのヘッドを持ってもらい確認する方法
  • 壁などを押して確認する方法

2つの方法があります。

2つとも基本的な考え方は同じで、以下のような手順で自分に合ったインパクトの位置を探っていきます。

まず、いつも通りにスイング動作を行い、普段のインパクトの位置をイメージして壁やパートナーに持ってもらっているヘッドを押します。

インパクトの位置で最も力が入るのは体幹ですので、体幹に一番力が入る位置を探っていきます。

このとき、バランスよく立てなかったり、インパクトの位置で止まれない場合は全体のフォームに問題があるかもしれません。

そんな方は、まず「野球の打ち方やバッティングフォームを習得する4ステップ」を参考に、全体の動きを整えることを優先してください。

適切に静止できると、自分が一番力を入れやすい位置を“感覚的に”みつけます。

  • 肘が若干曲がった感覚になる位置
  • 腕が伸び切った感覚になる位置

これは個人によって変わるため、自分が一番感覚が良かった位置を覚えておきます。

このとき、

一番力が入りやすかった位置が、最も理想的なインパクトの位置

となります。

もちろん、コースによってインパクトの位置は変わってきますので、

  • インコース
  • 真ん中
  • アウトコース

それぞれのコースに合わせて、自分が最も力の入りやすいインパクトの位置をチェックしておきます。

ティーでインパクトの位置を感覚的にインプットする

これができると、次はティーの中でインパクトの位置を感覚的に捉えていきます。

このティーのやり方は、以下の記事で詳しく解説しています。

ティーでインパクトの位置が掴めると、次はバッティングに移行します。

バッティングでインパクトの位置を掴む

バッティングはティーの延長になるため、感覚的に掴んだインパクトの位置でボールを打つようにするだけです。

このとき注意することは、

遅いボールから速いボールに徐々にスピードアップ

するということ。

ステップのさせ方としては、

  • 100km/h → 適切にインパクトの位置を掴めた → 次へ
  • 110km/h → 適切にインパクトの位置を掴めた → 次へ
  • 120km/h → 適切にインパクトの位置を掴めた → 次へ
  • 130km/h → インパクトの位置がズレルことがある → 現状の課題箇所

このようになります。

確実に自分のインパクトで打てたらスピードを上げ、打てなかった球速が課題となります。

打てなかった球速を飛ばしてスピードを上げてしまうと、どうしてもフォームが崩れるため、必ず課題になる球速以上では打たないようにします。

ここまでの流れができると、自分に合ったインパクトの位置でボールを打てるようになり、今回のテーマで言えば準備完了ですね。

 

バッティングのインパクトで最大の力を発揮する方法①:下半身を適切に使う

上記でお伝えした流れが実践できるだけでも、ある程度インパクトの位置で大きな力を発揮できると思います。

ですが、さらに身体の使い方を変えることで、インパクトで最大の力を発揮できるようになります。

1、踝の真下に体重を乗せる

まず最初に、いつも通りにバットを構え、このとき軸足の踝真下に体重を乗せておきます。

踝真下に体重を乗せると、次は以下の2つのうちの1つを行って下半身をうまく使えるようにしていきます。

2、スイングウォーク

手順

  1. 軸足の踝真下に体重を乗せ、踝真下で地面を押す
  2. 大きく1歩踏み出し、同時にスイングを行う
  3. 再度軸足の踝真下に体重を乗せ、同じスイングを繰り返す
  4. これを30スイング行う

3、ステップスイング

手順

  1. 軸足の踝真下に体重を乗せる
  2. 踝真下で軽く地面を押すように、3歩ステップする
  3. 3歩目の後、流してスイングを行う
  4. これを10回行う

この2つの方法とも、「踝真下で地面を押す」という感覚をインプットするために行っていきます。

そうすると下半身の力を体幹に伝えやすくなり、インパクトで最大の力を発揮しやすくなるんですね。

そして、こういった動作を行ってから以下の流れをとることで、よりインパクトで大きな力を発揮できます。

 

バッティングのインパクトで最大の力を発揮する方法②:インパクトの位置で体幹に力を入れる

上記の動作ができると、次は体幹の力の入れ方を変えていきます。

インパクトの位置で5秒間力を発揮する

先ほど静止状態で、自分に合ったインパクトの位置をチェックしました。

この位置で、再度壁やパートナーがおさえるバットを押し、体幹(腹筋)にグーッと5秒間力を入れ続けます。

これを5回程繰り返すことで、身体は適切なインパクトの位置をインプットします。そして、これができると次はティーを行っていきます。

 

バッティングのインパクトで最大の力を発揮する方法③:ティーのときに体幹に力を入れる

次に、ティーでボールを打つインパクトの瞬間に合わせて、

体幹(腹筋)に、短くクッと!力を入れて打つ

ことを繰り返します。

少し感覚的な表現になりますが、

  • グーッ!っと力を入れる=力の入れる時間が長く、動作が硬くなる
  • クッ!っと力を入れる=動きの妨げにならず、丁度良い

力み過ぎないようにする必要がありますが、最初はインパクトに合わせて体幹に力を入れます。

ティーを続けていると、感覚的に一番良い力加減が掴めるので、その感覚でボールを打つようにします。

そして、インパクトの瞬間と体幹に力を入れる感覚が一致すれば、その後バッティングに移ります。

 

バッティングのインパクトで最大の力を発揮する方法④:バッティング時はタイミングに意識を向ける

バッティング時にするべきことは、特にありません。

上記の流れができると、あとは体幹に力を入れようとしなくても、インパクトの瞬間に自然に力が入り打球が飛ぶようになるはずです。

バッティングをするときは、タイミングに意識を集中させ、気持ち良く打てばOKですね。

もしティーができない場合も、

  • インパクトの位置を静止状態で確認して、体幹に力を入れる
  • 素振りを行い、インパクトの位置に合わせて体幹に力を入れる
  • そこからバッティングに移り、バッティング時は気持ち良く打つだけ

こういった流れをとってもらうと、バッティング時のインパクトで大きな力を自然に発揮でき、これが今回一番お伝えしたい内容です。

うまくステップアップさせるとパフォーマンスが変わるので、ぜひ上記を参考に実践してみてください。

 

バッティングのインパクトで最大の力を発揮するための注意点

インパクトで最大の力を発揮するための注意点は、以下の通りです。

インパクトでバットを止める練習はNG

よく高校球児の練習で見かけますが、インパクトの位置でバットを止めるような練習をしていますよね。

この練習は、あまりおすすめできません。バッティング動作は、全体の動きがスムーズであることが理想です。

インパクトの瞬間でバットを止めるような練習を繰り返すと、

  • インパクトの瞬間で動きが止まるような動作が癖づく
  • スイング動作が硬くなる
  • 全体の動きがスムーズではなくなる

こういったことが起こる可能性があるため、マイナスになります。

あくまでも一連の動きの中でインパクトの位置を理解するように調節することが重要ですね。

腕に力を入れるとボールの勢いに巻ける

インパクトの瞬間に腕に力を入れる選手もいるかもしれませんが、これもあまりおすすめできません。

というのは、

  • 腕に力を入れる=腕の筋肉は小さく、ボールの勢いに負ける可能性
  • 体幹に力を入れる=筋肉が大きいため、ボールの勢いに打ち負けづらい

という違いが生まれます。

ですので、インパクトの瞬間は腕でなく、体幹で力を発揮する方がバッティングは変わります。

こういった注意点もおさえつつ、上記を参考にしてもらうと違いが実感できると思うので、ぜひ参考に実践してみてください。

今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

バッターの方に参考になるような記事も貼っておくので、以下も参考にどうぞ。

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